デイサービスとは？デイケアとの違いや実際に通われている方の声

こんにちは。ケアハウスカリタスみわです。

「介護が必要だけど、施設に入居するまでではない･･･。」

「家に引きこもりがちなので、健康のために他の人と交流しながら運動してみたい」

アフターライフをお送りされていて、このような思いを抱えている方は多いのではないでしょうか？

そのような方にはデイサービスがおすすめです！

デイサービスは通所介護とも言われるサービスで、施設に入居することなく介護サービスが受けられます。

厚生労働省の調査では、実は日本全国で通所介護サービス事業所は24,087もありとても身近な存在です（令和2年5月10時点）

参考：https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/service20/index.html

また相談を受ける中で、デイケアと混同しがちなところもあるのでこちらについても詳しく説明します。

さらに記事後半には、ケアハウスカリタスみわ（以下当施設）で行われているデイサービスの内容と、実際にデイサービスに通われている方のインタビューを載せています！

デイサービスについて調べ始めた方にとって、イメージしやすい内容になっているので最後まで飛ばさずにお読みください。

デイサービスとは？

厚生労働省によれば、デイサービス（通所介護）は利用者ができるだけ自宅で自立した日常生活を送れるように、心身機能の維持や利用者の孤立感の解消、家族の介護の負担軽減などを目的として実施されるサービスです。

利用者は通所介護が可能な施設（利用定員19人以上のデイサービスセンターなど）に通い、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練などのサービスを日帰り（デイ）で受けられます。

下記がざっくりした要点です。

• 事業対象者、要介護、要支援の人が対象の通所介護である
• 上記の通所対象者およびQOL（クオリティオブライフ＝生活の質）の向上が目的である
• 基本サービス料を除く食費やその他実費については自己負担になる
• 栄養バランスが考慮された食事の提供や機能訓練、レクリエーションが充実したサービスを受けられる

当施設でもデイサービスは行われており、クラブ活動や食事メニューが充実しています。

デイサービスとデイケアの違いは？

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デイサービスと混同しがちなサービスに「デイケア」というものがあります。

両者で共通している部分もあり、混同しがちですが、下記のように対象・目的・人員・サービスの4つで違いがあります。

	デイサービス（通所介護）	デイケア（通所リハビリテーション）
対象	要介護認定の方※	要介護もしくは要支援認定の方
目的	心身機能の維持家族の介護の負担の軽減他の利用者との交流	心身機能の維持と回復健康管理日常生活の自立支援他の利用者との交流家族の介護の負担の軽減
人員体制	機能訓練指導員看護師介護士	看護師介護士リハビリ専門職医師
サービス	送迎レクリエーション入浴その他の生活動作の介助や機能訓練	デイサービスの内容にプラスして医師の診察や健康管理、リハビリ

※要支援者でもデイサービスの利用自体は可能。ただし介護保険サービスではなく地域支援事業としての利用になるので利用条件や利用回数等が要介護者と異なります。

参考：（0330セット）ガイドライン概要 (mhlw.go.jp)

デイケアの方が介護要素にプラスしてリハビリが関係してくるので、リハビリ専門の医師が従事する決まりになっています。

そのためサービス内容も、デイサービスで行うレクリエーションや、機能訓練といった内容よりも医療行為が中心の内容になります。

デイサービスのメリット・デメリット

デイサービスとデイケアの違いがわかったところで、ここからはそれぞれのメリットデメリットを挙げていきます。

まずはデイサービスからです。

デイサービスのメリットは利用のハードルが低いことです。デイケアよりもやっている施設が多いうえに、ほとんどの施設はデイケアよりリーズナブルな価格でサービスを提供しています。

またデイサービスではメニューにレクリエーションが盛り込まれているケースが多いので、デイケアのような「リハビリ」の内容より、堅苦しくなく抵抗感も少ないです。

ただしデメリットとして医師が常駐していないので専門性の高いリハビリは受けられないことが挙げられます。

また基本的には介護予防が目的なので、身体の機能回復まではデイサービスでは難しいでしょう。

デイケアのメリット・デメリット

それでは反対にデイケアの方のメリット・デメリットも挙げていきます。

まずデイケアのメリットは専門的なリハビリを受けられることです。さらにデイサービスでは原則利用不可な要支援認定の方でも利用できます。

そのため幅広い方が心身機能回復を目指すことができるでしょう。

ただしデメリットとして下記が挙げられます。

• デイサービスよりも費用は高くなる
• デイサービスほど施設が多くないので待機の可能性もある
• リハビリ指導が常にマンツーマンとは限らない

このようにデイケアの方が、申し込むのに比較的ハードルが高めの印象があります。

ちなみに当施設ではデイサービスの他にアクトセンターというサービスを行っており、こちらの場合でも事業対象者、要支援の方が利用可能です。

詳しい内容は後述しますが、個々に合わせたペースで適度な運動をしたい方にはおすすめです。

 こんな方はデイサービスがおすすめ！

以下のような人はデイサービスのご利用がおすすめです。

• 加齢による体力低下や身体機能の低下が気になる方
• 今は家にこもりがちだけど、実は他者との交流が好きな方
• 認知症のある方
• 栄養バランスの良い食事を摂るのが難しい方

カリタスみわでは以前はこのような思いを抱えていた方が、今ではデイサービスで楽しく身体を動かしたり、栄養の取れた美味しい食事を楽しみにしたりと、皆さん生き生きと活動されています。

当施設のデイサービスで一緒に健康になりませんか？

当施設のデイサービスの特徴

カリタスみわでは他の施設にない以下3つの魅力があります。

それぞれ説明していきます。

充実した運動メニュー

当施設のデイサービスの特徴は、運動メニューの充実とクラブ活動です。

午前中には訓練士さんが中心になって運動クラブを行っており、午後には職員と一緒に全体体操を行います。

また一部の方には転倒予防体操も一緒に行ってもらいます。

ちなみに公益社団法人日本整形外科学会様の資料によると要支援・要介護状態となる原因の第1位は運動機能の障害とのこと。

参考：locomo_leaf_0928_finish (locomo-joa.jp)

そして運動機能の障害に転倒が大きく起因します。（背骨の圧迫骨折や腿骨頚部骨折など）

転倒予防体操はもちろん、日頃の運動習慣が骨密度低下の予防にもつながります。

当施設で適度に身体を動かし心身のバランスを整えましょう！

楽しいクラブ活動

当施設ではクラブ活動が行われており、多くの利用者様が活動を楽しみにしております。

ちなみに本記事執筆時の5月には、水引工芸とクラフト工芸が一週おきに行われる予定です。

専門の先生が施設にお越しくださり、丁寧に教えてくれるので初心者の方でも心配なく楽しく取り組めます。

季節ごとにテーマを決めて作品作りをしていて、5月なら鯉のぼりや藤の花など皆さん精を出して工作しています。

また地元の農家さんが、出張で地場産品の野菜なども販売しにきてくれるなど、静岡の地元ならではの魅力も当施設のデイサービスの特徴です。

アクトセンター

当施設はデイサービスの他にアクトセンターといったサービスも行っています。

アクトセンターは静岡市の介護施設特有のサービスです。

要介護状態にない事業対象者、要支援の方が対象で、主に介護予防を目的とした内容になっております。

具体的には軽い運動や、個々のペースに合わせた筋力トレーニングなどが中心のメニューです。

「介護が必要な訳ではないけど、家に居てばかりでは身体がなまってしまう･･･。」

「身体を動かして他の方とも交流したい！」

上記のような方にはぜひおすすめです！

ちなみにトレーニング場所は、7階で茶畑が一望できるお部屋で気持ちよくトレーニングができます！

実施する日は火曜日、水曜日の週2回で10：30〜12：30の間でやっております。またご希望に応じて、送迎も行います。（往復200～300円）

見晴らしの良い景色を見ながら気持ちよく身体を動かしませんか？

興味のある方は担当の白鳥、もしくは堀内までお気軽にご連絡くださいませ。

実際にデイサービスに通われている方にインタビュー

それでは、実際にデイサービスに通われている利用者のNさんに、当施設のデイサービスの印象について直接聞いてみました。

まとめ

デイサービスの内容やデイケアとの違いについて述べてきました。

デイサービスは要介護の方が施設に入居することなく、通所によって受けられる介護サービスです。

デイケアと被る部分もありますが、デイサービスの方が申し込みのハードルは低く、リーズナブルにサービスを受けられます。

当施設の場合、下記のような特徴があり、多くの利用者様がデイサービスでの活動を楽しみにしています。

• 充実した運動メニュー
• 楽しいクラブ活動

またデイサービスとは別事業ですが、要介護ではない方が利用可能なアクトセンターも、当施設の特徴の1つです。

もし本記事を読んで「デイサービスに興味を持った」、もしくは「当施設のデイサービスについてもっと知りたい」、「それ以外のささいな疑問を解消したい」と思われた方は是非お気軽にご連絡くださいませ。